ガンダム感想文
2009年01月04日
機動戦士ガンダム00 2nd season たまたま見忘れた人たちに捧ぐ
「とにかくロックオン語れてないのが気になった。」
というわけで、ここで先代ロックオンの追善供養として痛いテキスト公開。
■第23話 世界を止めて ☆☆☆ 2008年3月15日放送
マイスターが一人逝った。
彼はマイスターの中では唯一の大人で、世の中の酸いも甘いも一通り味わって来てんだよといいたげな物腰の男だった。彼はかつて孤島で年下の同僚と世界の変革を成し遂げたいと語った。また、家族の敵を討つ、復讐を果たしたいとも言った。世界の変革という大それた望みと個人的復讐を同時に心にもっていた彼が最後に辿り着いたのは、はたして復讐に生きる事しかできなかった自分が存在する世界なんてもうまっぴらだといって、自ら消えることだった。
おもえば世界が変わろうとしているさなか、様々な任務をこなしていく内にマイスター達も変わっていった。刹那にしろアレルヤにしろだ。またティエリアなどは特に変化が顕著だ。だが、彼だけは変わらなかった。当初からそのパーソナリティは安定し、最後までポリシーは一貫していた。年長という自覚からなのか、どんなときでも鷹揚な態度で臨んでいた。多くの場合、それが頼もしく感じる事ができた。だが、そうでないときも少なくはなかったのだ。
彼には悪い癖があった。物事に対して皮肉やからかいの態度で臨むことだ。これがもっとも顕著に表れていたのが、先の孤島でのエピソードだ。以前の刹那は彼の家族を巻き添えにして殺害したグループの一員だった。それを知った彼は刹那に殺させろと迫る。刹那は、彼が世界を変えてくれるならそれでもいいと応じる。だが彼はそれを受けて馬鹿馬鹿しいと笑い、刹那の真剣さを茶化して揶揄した。
この場面では、彼の個性が光る上手い崩しの切り返しだったのは事実だ。だが、彼が世界を変える、変わることができる人間だったなら答え方は一つで、「俺も何を置いても世界を変えてやる」しかなかったのである。
スローネ・ツヴァイを駆るアリー・アル・サーシェスと戦場でまみえてから、彼の世界は、争いが復讐を生み、復讐が争いを生む暴力の連鎖を紡ぐ輪となり、止まることができなくなった。自らがその一部になってしまっていては循環は止められない。それを知っている彼は「一歩も進めない」といった。彼は高速で循環する世界そのものになり、そこから一歩も出られなくなったのだ。そこから先の結末は見ての通りだ。
ラスト10分、フェルトを始め刹那やティエリア、アレルヤ、トレミーのクルー、何より観ていた彼のファン全員が思ったろう。
ロックオンの世界を止めて、と。
watashi_ha_kokoni_iru at 19:58
機動戦士ガンダム00 2nd season #13 「メメントモリ攻略戦」
「弾丸トレミーライナー作戦」
面白かった。
メメントモリ撃破まで、アロウズの物量と脅威度に対して自軍のリソースの長所をキッチリ使い果たした最大効果戦術だった。信念への粘り強さを見せてくれたスメラギさんもかっこよす。
「ケア機、持ち場を離れるな!」
ダブルオーライザーに執着して、いきなり布陣を崩してしまうイノベイター。
ガデッサは長距離狙撃用の武装が強力だが、使用する為には静止していなければならないという制限があって非常に使いどころに困るMSなのだ。よって布陣の先端に配置して、先制・牽制攻撃または待ち伏せなどの任務に専心するべきなのだ。そんなの誰でも分るのにあっさり刹那の誘いにのるなんて、イノベイターの自己満ぶりは子供レベル。
この戦闘結果を解析すれば、ヒリング・ケアの任務放棄が作戦失敗の最大要因だと判断できるハズ。アロウズの兵士は彼を許せんだろうな。「あいつの所為で」ぐらい言ってもいい。
「女の嫉妬も見苦しいんじゃない。」
コレ分らなかったな、意味が。留美は何に嫉妬していたのか想像はできるけど、確定できないな。留美はなにがしか変革できればいいとしか見えないし。
しかし、ネーナも気に喰わなければ簡単に裏切るなんて。だが、そうでなくてはネーナとは言えないのかも。
「突撃トレミー」
やっぱりトレミーが好き。
GNフィールドを張りつつ、後部ミサイル口からGNミサイルを放出するのとか、トランザムで突進するのとか。スメラギさんの戦術予報のもと、4機のガンダムと連携してミッションを遂行するのは非常に良い。
「なに!」「来たか!」
「なに!」じゃない。トレミーのGNフィールドを貫通できるのはガデッサのGNメガランチャーだけだというのに、陽動に引っかかって作戦の初期目的を果たせなかったのは自分だろ。
「しーるどびっとテンカイ」(ハロがかわいい)
自ら隠蔽障壁を形成できるとは。ケルディムより遥かに大きいプトレマオス2をあれだけの砲撃から守り切る兵裝なんて、ケルディムの防衛のみをさせたらどんだけ無敵なんだか。この分だとアリオスやセラヴィーの秘密武器も楽しみだ。
「わたしの戦術で…みんなを!」
ハイパーバースト完全解放!
みんなこれで終わると思ってた。
でもスメラギさんは追加攻撃まで考えてた。
ケルディムの狙撃でメメントモリの共振部を狙う。
「その名の通り、狙い撃つぜェ!」
トレミーのクルーがライルのことをロックオンとして認めようとするなかで、ひとりフェイトはニールとはちがう人間としてライルのことを見ようとしているのが分った。セカンドシーズンのフェルトは弱いとこ見せてくれたりするし、それを恥じてもいるのでカワイイ。
爆発するメメントモリを背後に飛び去るトレミーのなんと悠然とした姿か。
巻き込まれて死ぬときまで情けない悲鳴をあげていたリント少佐が、ミッション成功の余韻をぶちこわしてくれたことが残念でならない。「いや〜っ」ってかわいカンジ。
「Cパート」
クラウス、解り易く良い事いった。良いね。良い。
マリナも考えさせられたようだけど、普段の表情から深刻顔だからなんとも言えん。
あとオヤジ追加って、オッサンキャラはそんなに望まれているのか?
watashi_ha_kokoni_iru at 19:34
2008年12月23日
機動戦士ガンダム00 2nd season #12 「宇宙で待ってる」
「存在確立の変動」それが量子化
ここ数話、セカンドシーズンの勢いが激しくて感心する。
毎回毎回、前の回の話を越えてくる。
今回のスゴさはなんといってもトランザム使用のダブルオーライザー=トランザムライザー。
沙慈とルイスの叫びを背負い宇宙を貫いていく。そんなイメージのトランザムライザーのなんという高貴さか!かっこよす。
「高速戦闘機動?」
いままでGNドライブを二つも積んでる割には以外と機動性が低いなと思わせていたのはドコへやら。行く手を阻むジンクスの攻撃をバレルロールでスッキリ躱し、追いすがるルイスのアヘッドをパス。次いで迫るブリングのガラッゾにはGNソードで押し返し、ダブルオーライザー時以上の高G旋回で一気に畳み掛ける。あのガラッゾをタイマンにて全く完全に完勝!かっこよす。
「ん…!?これは。」
ここから良くみるとトランザムライザーの動きが更に飛び抜けてきてる。なんか小刻みに瞬間移動している様に見える。どういう事なのか?リボンズ、早くも気付いた様。
ガラッゾ一蹴からガデッサ撃破までのトランザムライザー。アステロイドを十字に切り裂き追加効果で爆破。GNメガランチャーのワインダーを躱し、迫る。そしてトランザムライザーは、リヴァイヴがプライドで突き出してきたガデッサのビームサーベルを、それを喰らう瞬間に機体が量子化した。
「そ、そんな(量子化ってアリかよ…)」
量子化と自分で書いてドキドキした。
量子化ってことは、実数で把握できる空間上に存在していないってことか!?
トランザムライザーは虚数を含む複素数平面に位置していて、観測された(攻撃を受けた)瞬間にあらゆる座標に存在できるみたいなカンジなのか!?さっきからの小刻みな瞬間移動もこれなのか?
分身とか残像とか粒子化とかそんな程度じゃなくなってきた。
これはトランザムライザーを戦術的に撃退するのは、量子コンピュータとかで量子的攻撃手段を持たない限り無理。興奮覚めやらん。
ルイスが、勝手に誤解して思い込んで相手を非難して自分の立場を正当化して、挙げ句誤解されるようなことしているのが悪いみたいな自分勝手な性格になってしまったのがショック。沙慈が刹那といたシーンが多かったからなのだが、ショック。
「闘え。」「彼女のことが大切ならできるはずだ。」
うなだれている沙慈を見つけて息をのんだ刹那。沙慈のことを本当に考えていたようだ。彼に一生懸命に状況打開の方針を説くが、相手の沙慈が頑な事と「たたかう」の意味が説明できていないことが、切ない。アニメの主人公なんだから絵で見せてやるしかない。もう、たくさん見せてくれているんだけども…。
沙慈は今後どうやって「自分のたたかい」をしてゆくようになるのか?注目。
watashi_ha_kokoni_iru at 11:05
2008年12月19日
機動戦士ガンダム00 2nd season #11 ダブルオーの声
「どうして此処にー!!!」(痛切)
沙慈・ルイスの再会は、どんなドラマを見せてくれるのか。それはセカンドシーズンの中で一番の関心事だったのだが、まさかGN粒子センシングでの邂逅だったとは。
「元姫、今保母さん」
子供達の世話をしているときのマリナは表情に影が落ちてなくていいな。(主に作画的なイミで。)
「もうタマンナイ!」
留美の下で身の程を知り驕慢な性質が少し矯正されたのかと思いきや、やっぱり変わっていなそうなネーナ。叩かれたような頬の傷がスゴくエロく感じた。扇情的ディテールだな。覚えておいていつか使おう。
「あなたは私たちの仲間よ。」
スメラギさんいいな。こんなに前向きなことを言える人が、なんであんなにウツってたのか不思議。アルコールがなくても生きていける様になっているようだけど、いつの間にかフっ切ったのかな。なんにせよ、以前と違って頼りがいが出てきたようにみえる。
「防戦一方のプトレマイオスチーム」
いままで何度も敵のど真ん中から快走してきたけど、ピンポイントで包囲され、四機のガンダムそれぞれの特性を上回った特徴を持つMSを対抗手段とされては、数でも劣るトレミー組は普通にジリ貧だ。
ケルディムを直衛にしたトレミーがロックオンレーザーのような美しい軌跡のGNミサイルを撃ちまくっている。これも以前は猛威を振るっていた武装だったはずなのだが、今ではただの牽制攻撃にしか見えない。
「サジ、サジ(ハロ)」
一生懸命沙慈を呼ぶハロがカワイイ。
先週末、会社帰りに寄った秋葉のヨドバシで偶然1/100ダブルオーライザーを発見。手に取ったらパイロット=沙慈とあって、いきなりネタバレした!と少しショックだったが、すぐに戦場での彼らのやり取りが妄想できてしまって、居ても立ってもいられなくなってしまった。
「るいす、どうしてそんなトコロにいるんだヨ。」
「だって、こうなっちゃたんだもの、こうできちゃったんだもの!」
みたいな。
どんどん勝手に膨らんでいって、感動してハナミズ出た。
「オーライザー、レーザーセンサー同調!ロッキングボルト接続!」
ガンダムなのにスーパーなドッキングシーン、なかなか新鮮。
横幅の大きく広がったダブルオーライザーのシルエットからの噴射も推力のバカでかさを感じる。
ジニン大尉に後を追われるも、一瞬で振り切り小惑星を周回してあっという間にアヘッドの後ろに付く。とんでもない機動にジニン大尉も相手をオーバーシュートさせる事もできずに散った。トレミー組で戦闘機動をしていそうなのはアレルヤのアリオスぐらいのものだが、ダブルオーライザーにはマニューバのマの字もカンケー無いのか。
「ダブルオーの領域〜声が聞こえる」
前回までの話の流れなどから超兵やイノベイターの戦闘演出関係に使われる展開だと推測して今後のテキストに生かそうと考えていたのだが、沙慈とルイスの突然過ぎるめぐり遭いに使用されるとは完全に想像を上回った事実だ。
どこからか聴こえてくる沙慈の声に、ハイスクール時代の表情を垣間見せたルイスがカワイイ。でも、お互いがお互いに相手の立場を裏切ってしまっている事に困惑がツインドライブしてしまっていた。おかげで真後ろにいるハズの刹那が完全に蚊帳の外だ。この非感覚器知覚作用超リンクワールドの貴重な初体験レポなのに、刹那はダブルオーライザーの操縦者であるにも関わらずスポイルされてしまったようだ。
刹那はもちろんだが、沙慈・ルイスも大事に見守りたいので登場人物複数同時描写されるとお互いが喰い合ってしまうみたいでちょっとかなしい。
watashi_ha_kokoni_iru at 01:00
2008年12月09日
機動戦士ガンダム00 2nd season #10 天の光
「犯罪ですよ…。」 …お前ら、いまさら何を(いろいろな意味で)
アバン、カレッジ時代のスメラギさんが!17歳の日本人!!瑞々しい!!!
隣に座るビリーの研究室詰めっぷり!裾まくり、素足、サンダルとか!!
やって来たマネキンのワンピースの微妙なこと!
今からは伺い知れないほどの夢溢るる見習い戦術予報士ぶりが良いな。
論理的思考が優れている人は、鬱になっても自覚の仕方で立ち直ることが出来そうな気もするが、気がするだけかな?というか、スメラギさんにおいてはなんとか昔の彼の死は乗り越え、まっすぐな気持ち?で抵抗活動をして欲しい。
しかし、スメラギさんにがんばって欲しい気持ちもあるのだが、同じ男としてビリーにもがんばってもらいたい。彼の調整が入ったミスターブシドー専用機にはブースター付き斬艦刀ぐらいは装備させてトレミーをブッタ切るのを許したい。
「大佐〜お食事をお持ちしました〜」
ダン!「勝手に入るな!」「うへぇ」
落とすね、話を。んでピエロは必要よ。
「どうしていいか分らないんです。」
無重力で広がるロングヘアーを押さえつける仕草、良いな。
同じ元部外者だけど、いつまでも悩んでる沙慈を見て話しかけてみたんだろうな。
具体的な内容も当然察していたんだろうし、マリーは分け隔てのない子だな。
マリーがアレルヤと一緒にいる理由と、沙慈の苦しみは完全に符合するんハズなんだけど、彼の場合はルイスと再会出来ていないので彼の中で具体性のないことなんだろうな。
同じ頃、そのルイスはリアルに苦しんでいていたたまれない。
どんな形でもいいから、早く二人が再会出来ると良い。そんで残りの話数みっちりつかっていいカンジになってほしい。でも、そうすると確実に刹那とか喰っちゃうな。刹那応援派なので悩ましい。
「それらしいのはいなかったぜ。」
いたろ。いけしゃあしゃあと虚偽の報告をして、ネーナがダイレクトリンクしてんだからリボンズが気付かない分けないだろ。というか、リボンズの方が嫌らしいか。
しかし、リボンズも首都一つ吹き飛ばすような露骨なことをしてこれからどうフォローする気なんだ。もっとネチネチやるタイプじゃなかったのか。
「ツインドライブからの粒子の影響で…」
これはあっちこっちに期待できる作用が。
まずはダブルオーライザーのパワーみなぎり具合が、次回の戦闘でどう表現させるのか興味深い。
次に、GN粒子の流量と濃度、そして伝導性の上昇が超感覚を使えるキャラのドラマの展開に面白いアクションを加えてくれるのか。
そして、ハレルヤ!なんと復活した。これはまたどんな事になるか楽しみが増えた。
watashi_ha_kokoni_iru at 03:05
2008年12月02日
機動戦士ガンダム00 2nd season #09 拭えぬ過去
荒っぽいこと=大推力でムリヤリ大気圏離脱!
プトレマイオス2はやっぱり非常に魅力的な母艦だ。宇宙にいても海にいても似合うし、戦闘艦っぽくないシンプルなシルエットとかオフホワイトで纏められた艦内なんかもとても良い。スメラギさんの荒っぽい戦術にも堪えるし、みんながトレミーって愛称で呼ぶのがすごい羨ましい。
今回もまたスメラギさんの力技の作戦にばっちり答えてくれた。搭載しているガンダムのGNドライブを利用したトランザムで第一宇宙速度に到達する推力を得るという作戦だが、どうやって宇宙に戻るのだろうと薄ら心配していた気分を余裕でブッ飛ばしてくれるものだった。まあ、この場合のは作戦と呼ぶべきものでなく、「こういうやり方でやる」という「方法」でしかなく、スメラギさんの立てる戦術はそういう部分が多々あって考察に困ってしまうのも確かだが。
しかし、これでプトレマイオス2の必殺技が一つ完成。格納したガンダムによるトランザム。それにより発生した高密度粒子の一斉放出とGNフィールド展開。突進力と防御力を生かし相手に体当たりー。その瞬間にダブルオーガンダムがゼロ距離で乱舞を叩き込むー。その名も『バレル・ロール!』
watashi_ha_kokoni_iru at 01:32
2008年11月29日
機動戦士ガンダム00 2nd season #08 無垢なる歪み
「済まない、俺のミスだ。」〜かっこ良くいってもムダ。
ティエリアはリジェネからいたぶりを受けていた。
彼は、水平線際の巨大な月と魚眼効果とで超現実感+圧迫感といういかにもイノベイターっぽい認識改変攻撃にまんまとハメられかかった。
リジェネの言では、ティエリア達が過去に行なった紛争根絶目的の介入行動とアロウズによる反対勢力弾圧は痛みを伴う点で同じだという。大局的な視点で計画され、高尚な意志のもと遂行する自分たちの仲間になれと。
ティエリアがトレミーに帰って悩んでいると
「そうやってじぶんをカタにハメるなよー(藁」
と超無責任な台詞が初代ロックオンで再生された。ロックオンを想うあまり、彼の疑似人格が形成されてしまったようだ。で、その人格がバックグラウンドで条件起動し、ティエリアはリジェネから受けた精神攻撃から一人で立ち直った。流石だ。
「大佐ー、きちゃいましたー!」
今まで一度もパトリック・コーラサワーに注目したことは無かった。
でも、彼がいるとマネキン大佐が少しカワイくなるのでいてもいい。
パトリックがおどけてくねった瞬間、大佐がイヤそうな顔をしたのは見逃せない。
でも、すぐに満更でもない様子になったのでゆるゆる見守りたいところ。
Bパート。問題の潜入調査。
「クズどもが!」
この辺はファーストの頃と変わってなくて、ティエリアらしい。良いよ。
パーティー会場での彼の状態においては、作画力で押し切られ色々突っ込むのも野暮な気持ちにさせられた。
リジェネがパーティの情報をトレミーに流した理由は、ティエリアを直接リボンズに会わせ揺さぶりの追い打ちをかける為で良いのかな?しかし、ロックオンを通して家族愛を意識しはじめた彼には逆効果だったようだ。キッチリ自分のやり方を貫くと決意表明してやった。苛烈な彼の性格も相まってすごく理解し易い。
その頃の刹那はといえば、こっちも人の気持ちを慮れるようになっていた。取っ付きにくい感じとかもなく、好感が持てる。だか、彼には悪い主人公特性が付与されているみたいだ。
「彼は今でも君のことを…、(うっうっっ!!!)
また、いいところでー!「今、トレミーに一緒にいるよ。」ということまでもは言わなくても、沙慈の事は最後まで伝えさせてあげれ。
その場その場で価値の高い情報を持ってはいるのだが、良い所で必ずカブられるのはなんでだ。
ミスなのか何なのか良くわからないけど、結局どっちでも結果があんまり変わっていないんじゃないかって思った。
刹那は最後まで一息で台詞を言うことをココロ掛ければいいんじゃないかな。
watashi_ha_kokoni_iru at 22:23
2008年11月23日
機動戦士ガンダム00 2nd season #07 再会と離別と
「漢(おとこ)の見せ場あってのガンダムだな」
ミスター・ブシドーの事を指して言っているのではない。同僚同士の連帯感や組織内の協調性、調和といった世間のしがらみを委細構わない傍若無人のことなど断じて漢などとはいわない。
ブシドーがいつの時代のブシドーなのか不明だが、カタカナ表記なので闘争マニア的な勘違いロマンなのだろー。
それから沙慈のことでもない。一回ぐらい撃てなかった彼を見て、この世界においての武力放棄の一端を担う役なんだなとも思わない。実際テンパってて冷静に自分の主義を通した訳じゃなかったし。
ルイスがアロウズにいることが知れたら、彼はその事実とどう向き合うのか。それが沙慈にとって受け入れられない事だったとき、別の状況に強力に置き換えたいと思って行動するということが闘うという事になるハズ。そのときに及んでも、いわゆる戦いを成すことがないよう祈るなり。
ブシドーのことを腐しはしたが、ツインドライブが全開でないとはいえトランザム使用のダブルオー相手になかなかやる。後一歩及ばず左腕を切断されたが、なんとか動きを捉えるまでにいっているのは流石。(疑似GNドライブ搭載機にとってのトランザムとGNソードの優位性は論証済み)
簡単にいうとトランザムとは相手の照準システムの精度を上回る速度を得ることが出来るシステムといえるのだが、その場で旋回せず後進して視野を広く取り、引きつけ反撃するあたりのブシドーの戦い慣れは刹那応援派としてはヒヤヒヤする。
トランザム発動中のダブルオーは速くて鋭くてかっこよいのだが、ツインドライブはいつになったら完全稼働するのやら。思うに、ああいうドラムが回転して表面に常に均一な電荷を帯びるような駆動体は僅かのバンディングが致命的になってくるんじゃないだろうか。バンディングを抑え込める頑丈なフレームがあれば同調率もあがってくるはず。
話がだいぶそれたが、漢の話の続き。
ソーマはここ最近アロウズのミッションを通じてナゼか超兵である自分の自己否定をし始めてしまっていた。そしてその頃からマリーの起動が始まっていた。
アレルヤはそれとは知らず、だがしかし戦闘でソーマ機と遭遇するたび説得を続けていた。でも脳量子波が出ないのでマリーの声を受信できず。二人のMSが墜落し、心配して機体の外に出て来たアレルヤに素手で襲いかかるソーマという状況に「ヤバス!」な危機を感じたマリーがアイディンティの弱体したソーマからパーミッションを奪ったのだ。マリーにとっては、幾ら呼びかけてもまったく答えてくれないアレルヤと直接アナログ通信をするという最後の手段に出たカンジだ。ノイズ(語弊)やジャミング(冷やかし)が厄介だがしょうがない。
さて、ハレルヤが逝ってのち脳量子波を失い、押しの弱いだけの兄ちゃんに成り下がったアレルヤが説得攻勢のみでマリーを得たことは確かにグッジョブだが、そこは別に漢ではない気がする。
「撃って下さい。」(男の魅せ時!)
マリーをこれ以上戦わせないことを条件にセルゲイに裁かれようとするアレルヤだったが、
「承知した。」(漢として)
セルゲイはアレルヤを撃たんとしていた銃を頭上に指し向けて撃ち放ったのだった。
さらにオヤジのカッコ良さは加速する。
「たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた。上司層部に報告するべく帰投する。RTCりたーんとうーかんぱにー。」(漢として!)
ここからの一連の流れがかっこ良過ぎる。ファーストシーズンのフラッシュバックとかBGMとか、セルゲイの理解の深さと我が子を嫁に取られる寂しさとかが混ざりすぎ!
アレルヤとソーマ、セルゲイそれからマリーのエピソードがきれいに纏まったのがすばらしい。
あとはこれで機能不全のアレルヤの脳量子波をマリーのそれで量子的?に補えれば、最強キャラの復活だ!
watashi_ha_kokoni_iru at 06:56
2008年11月12日
機動戦士ガンダム00 2nd season #06 傷跡
「キャラ相関関係がとても複雑になってきました」
前回Cパートの衝撃の引きからの受けがまったくないことに悩ましい印象が拭えない。
アリー・アル・サーシェスは刹那のトラウマの原因を作ったヤツであり、ロックオンの敵でもある。人間性からも許容し辛い男なのである。
ファーストシーズンの刹那ならガンダムに乗っていなくてやむなく撤退したとしても歯咬みする思いだろうに。
乗って来た輸送機が見つけられてしまい、サーシェスのモビルスーツに遊び半分で追い回される。実は輸送機はビーム砲とか搭載していてヤツとそれなりに立ち回り、なんとか悔し涙にまみれて逃げ帰るぐらいの展開を想像していた。それなのに、だた可哀想なマリナを強引に連れ帰る描写すらスルーされるとは、なんという歯痒さ。
いつの間にかサーシェスとのマッチアップが先代ロックオンを経てティエリアになろうとしているのが自然な流れみたいに受け取っていたことに気付いて変だと思った。
刹那「おそらくあの機体は…ぴゅこぴん!
アレルヤ「スメラギさんが倒れた。」
…おい、そこ重要なとこだろ。最後まで言わせてやれよ。
ファーストシーズンにおいてまったく描写もなかったスメラギさんとマネキン大佐の関係。(AEUの制服で髪をアップにしたスメラギさんが可愛いことは認める)
留美と紅龍の関係。(相当な実力を持っていると思われるのにみじめな立場におかれている彼は哀れだ)
あと、今後描写に時間を割かれるであろうルイスと沙慈の葛藤にまったく集中できなくなるかもしれないアンドレイの横恋慕。(沙慈とルイスには悪い様になってほしくないので、ゴチャゴチャかき混ぜてくれて邪魔をするようならもうアレだ)
十分人間関係複雑なのでこれ以上手の込んだことせずに既存のドラマを追求してほしいところ。
watashi_ha_kokoni_iru at 01:02
2008年11月08日
機動戦士ガンダム00 2nd season #05 故国燃ゆ
「がんばって頼んで送ってもらったら、国が燃やされてしまいました」
以前に『私の国に来て実家の仕事を手伝って欲しい』とお願いするも断られてしまったマリナ姫だが、こんどは『送ってくれるだけでいいから』と比較的お易い御用を頼み込んでみた。刹那は彼女の真剣さはわかっているようで、送り届けることにした。
ティエリアは、人と人と(刹那方面だけ?)の心の機微というものにとても明るく、何かと二人の仲を取り持ちたがっている。なぜかな。
沙慈が捕まって情報を吐かされリークされて、そんで基地が襲撃されているそのとき、マリナ姫はアザディスタンについたら刹那にもう一度頼んでみようとか考えていた。でも、刹那の答えはやっぱり『ノー』だろうな。
しかし、無事アザディスタンに着くとそこはあちこちで火の手が上がり、マリナの国は壊滅状態だった。その被害は国内の勢力によるテロとかのレベルではあり得なかった。そしてそれをやったのは世界を股にかけるテロ屋にも関わらずしゃべり方がべらんめぇ口調で少し格が落ちているアリー・アル・サーシェスだとか!
酷い。
疑似GNドライブによる攻撃なら科学的に治療不可な怪我人続出なはずで、復興などとても無理な惨状になってしまっているだろうな。
イノベイター側はソレスタル・ビーイングに対して嫌がらせ(そんな軽さかどうかはわかりません)のつもりでアザディスタンにアリーを寄越してきたし、これからもマリナはいじめられ続けるんだろうな。でも、今回のことでしばらく刹那が一緒にいてくれることになるかもな。
マリナ姫がんばって!
watashi_ha_kokoni_iru at 22:05
